水上にそびえる「黄金宮」クリスタルモスク|マレーシア観光

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クリスタルモスク-6

モスクだって観光資源

ご存知の通りイスラム国家マレーシアには数多くのモスクが建立されている。イスラム教徒にとって、モスクは単なる礼拝場所以上の意味を持つ。教育機関、憩いの場、サロン、(貧しい者への施しの場)などイスラム社会の中で多くの役割を担っているのだ。中にはもっぱら観光用となっているモスクもある。そう、観光客でも気軽に見学する事が可能なモスクもあるのだ。マレーシアの3大観光モスクは、プトラジャヤのピンクモスク/シャーアラムのブルーモスク/そしてクアラトレンガヌのクリスタルモスクである。

今回はクリスタルモスクを紹介する。

マレー半島東部に位置するモスク

マレーシアの半島部東海岸に位置するクアラトレンガヌ。首都クアラルンプールと比較し西洋文化を受容しきっておらず、伝統的なイスラム文化を色濃く感じる比較的小さな町だ。唯一存在するショッピングセンターは営業こそ開始しているものの未だ完成していない。ショップロットが市民の需要を支えている。海沿いには屋台が立ち並び、果物や大量のドリアンとともに偽ブランド品やサリーなどの衣服が売られている。バザールが健在だ。ナイトマーケットもある。活気のある町だ。そんなクアラトレンガヌの中心部からタクシーで15分ほど進んだところに、クリスタルモスクはひっそりと佇んでいる。

アジアで最も美しいモスク

2008年に完成した新しいモスクだ。アジアで最も美しいモスクの一つとされている。観光用のモスクのため、他の観光モスクと同様、うっかり薄着で行ってしまってもフード付きの薄手のローブを貸りることができる。また、ボランティアのガイドやガイドブックまで準備されている。イスラム教について気軽に質問することができる。ところでこのモスクだが、観光に訪れる場合は陽がある時と陽が没した後の2度ほど行くことをお勧めする。クリスタルモスクの見せる昼の顔と夜の顔は全く違う。

黄金のモスク

クリスタルモスク-1

日の光を浴びた昼のモスクはまさに「黄金宮」だ。規模は大きくはないが、水上にある光り輝くモスクの存在感は大きい。

クリスタルモスク-2

内部に入ると、間近で立派なシャンデリアを見ることができる。

クリスタルモスク-4

クリスタルのモスク

クリスタルモスク-5

受けるべき光を失ったモスクは、自らが淡い光を放つようになる。

昼間黄金に輝いていた外壁は透明となり、まさにクリスタルと言うに相応しい様相を呈する。

昼は陽光、夜は月光を象徴しているかのようだ。

クリスタルモスク-6

水上からはこのように見える。

マレーシアの宝石と呼ばれ、透明な海で有名なレダン島を訪れる際には必ず通ることになるこのクアラトレンガヌ。この地域に立ち寄った際には観光に訪れることをお勧めする。