はらぺこ注意!ラマダン時期にランチ砂漠地帯出現

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ラマダンとは「断食の月」である。この断食は1年に1ヶ月間行われる。断食の期間は日中、水も食べ物も口にしてはならないという決まりがある。イスラム教の5行の一つだ。しかし体の弱い人は免除される。ランチの時間に親子3人でレストランに入り、子供だけ食べ両親はそれを見るだけという状況にも遭遇した。そう、クアラルンプールでは人口の半分はムスリムではないため飲食店も通常通り営業している。

しかしどうやらそれはマレーシアの一部のことのようだ。

3時まで開かない飲食店

マレーシアの東海岸にクアラトレンガヌという地域がある。この地域では、ラマダン中に外でランチを食べることができない。

道路沿いの飲食店、全国チェーンのレストラン、ショッピングセンター内のカフェ、マクドナルドやケンタッキーまでもが営業を停止しているのだ。マレーシアで展開している韓国資本の寿司レストラン、寿司キングの張り紙にも3時からの開店とある。

同様に、マレーシア資本のフランチャイズのレストラン、パパリッチも営業を停止している。クアラルンプールでは何事もないかのように営業しているのにも関わらずだ。

イスラム文化が地域の文化

首都クアラルンプールのあるセランゴール州には中国寺院、ヒンドゥー寺院、教会などが混在しているが、こちらでは、街全体にイスラム文化を感じる。それもそのはず、この地域はマレー人の比率が高い。クアラルンプールでは数多く見かける中華系もそこまで多くはない。この地域では、イスラム文化が地域の文化とされているのだ。実際、飲食店が開店を迎える3時になってもお客さんは現れない。数少ない観光客や中華系の人々がぱらぱらと入る程度だ。この状況では、3時まで開店しないこともうなずける。採算が合わない。

レストランに押し寄せるムスリム

ところで、断食中のムスリムは日が沈む7:30になると夕食を食べることが許されている。そのため多くのマレー人は、7:00になるとレストランに押し寄せ食べ物を注文する。そして運ばれてきた料理を目の前に、時間が来るのを待つ。時間が来ると、何事もなかったかのように一斉に食べ始める。

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こちらは件のパパリッチクアラトレンガヌ店の7:00の写真だ。いつの間にか店内は満席でほとんどの客はヒジャブを被っている事が分かる。

食事の手配は慎重に?

ラマダン中は、夜ご飯の時間やランチの手配を計画的に行うようにしたい。どこの飲食店も空いていないという事態や、どこも満席という事態に遭遇しかねない。