【海外インターン体験記まとめ】③やってみて何が学べた?


海外インターンに参加したみなさんは、どのような学びを得て帰国したのでしょうか?

▽話を聞いた8名のプロフィール
・学年:大学1年生〜4年生、大学院2年生
・インターン期間:2週間〜6ヶ月
・大学:香川大学、慶応義塾大学、コーネル大学、上智大学、東京大学、同志社大学、中京大学、明治大学
・留学先:アメリカ、マレーシア、中国、フィリピン
・就職先:メガバンク、大手総合電機メーカー、通信大手、大手電機メーカーグループ、ITベンチャー企業

※()内は参加時の年次と滞在期間

◇常井 裕輝さんの場合(大学2年生 | 2週間)

tokoi_miniトビタテ留学JAPAN2期新興国コース/AWAY4期生/新興国事業創造インターン(1年)/日本学生支援機構優秀学生顕彰奨励賞/空手道松濤流初段/上智大学法学部

 

目的から考えること、何事にも常に相手が存在すること。この2つを学びました。知った、理解したということではなく、その考えを自分の物にできました。

結果には必ず原因があるのと同様に、目的が明確なら手段は自ずと(ある程度)決まります。ただ、その「目的」を定義することが非常に難しいです。
一度定義しても、時と場合によって変わってしまいます。そのため、常に考えて動いていかなければなりません。いわゆるPDCAというやつですね。

こんなことはそこらへんの書籍を読めば書いてあります。しかし、それが具体的に何を意味しているのかを体で理解することはなかなか難しいのではないかと思います。

今回、実際にマレーシアで業務に携わることを通じて嫌が応でもPDCAを高速で回さなければならない状況に追い込まれました。
そこで初めてPDCAが何を意味しているのか、自分の中の落とし込めたと感じています。こういう分野に関しては、本を読んだってほとんど意味がないんだなぁと感じました。

AWAYの価値は、毎日顔を合わせて濃い話ができるというところにあります。

日本の大学生が最近熱を上げる「圧倒的成長を実感する短期集中型サマーインターンシップ」といったワークショップが主体のインターンとは土俵が違うプログラムがこのAWAYです。

◇猪塚 晃子さんの場合(大学4年生 | 6ヶ月)

izuka_miniAWAY2期生/AWAY上海合宿/マレーシア語学留学/マレーシアインターン(半年)/香川大学/大手総合電機メーカー就職

 

1,ゼロイチ力

この半年間で一番学んだことは「自分で考え、行動し、形にするゼロイチ力」です。

私がやってきた業務はすべてスタートはゼロのものです。誰かに指示されてする作業ではなく、自分自身が考え、企画・集客・運営を行い、形にするものでした。

これまで言われたことをするという受け身だった私が一番大変に感じた業務は、インターンシップに参加して初めての企画だった「週末インターンシップ」です。

このプロジェクトは、マレーシアにいる日本人大学生の課題を調査した後、その課題解決となる企画を立ち上げ、実行するというものでした。

この週末インターンシップを通して、無名の商品を買ってもらうことの大変さ、逆に言うと、ブランド力の強さを体感できました。

よく知らない人からインターンシップを勧められても困る話で、さらに信用のある人からでも知られていない商品を勧められることは誰しも最初は抵抗してしまいます。

私自身を信用してもらい、商品自体も信用してもらわなければいけません。このプロジェクトを通して、信用してもらうことがどれだけ大変なことかを学びました。

野村証券の秀さんが「0から1にすることが1番難しいことで、1になれば後は楽になる。」とおっしゃっていました。

元リクルートの鵜子さんも「無名のホットペッパーを信用してもらうための方法を考えるのが大変だった。」とおっしゃっていました。

この世の中にある商品は最初はすべて無名のもので多大な努力の結果が有名なブランドへと成長するということを体感することができました。

0から1にすることは本当に大変なことですが、初めて1になったときの嬉しさは忘れることのない経験です。

2,MVPを意識した「創る→作る→売る力」

「創る→作る→売る力」はゼロイチ力と関連する力だと思います。1にするまでのプロセスを考える力です。

週末インターンシップでは、最初は1週間プロジェクトとしてスタートした企画ですが、MVPを意識することが大事ということを学んだ後はインターンシップの日数を減らし、2DAYの週末インターンシップとして売り出しました。

ですが、1回目の企画で「ツアープランの企画」として売り出した際は参加者0人という結果に終わりました。

1回目の課題をもとに修正を加え、さらに短く1DAYにしたところ参加者が2人になり、この商品を売ることができました。また、ジャパンスタディートリップの際もMVPを意識したニーズ調査を行ないました。

完璧なツアープランを作成し、市場の反応をみるのではなく、1枚の簡単な旅行のチラシからマレーシアの学生が日本への旅行に興味があるのか、興味があればどのようなことを日本でしたいのか、何を見たいのかというニーズ調査を行ないました。

その調査をもとに修正を加え、コンテンツを考え集客をし、結果としてまず1人の先生をジャパンスタディートリップを通して日本に送ることが出来ました。

この3つの創る→作る→売るの流れを自分で考え、実行することができたことはこれから社会に出るなかでとても価値のある経験になったと思います。

会社に入ってから、私は3つの中のどのパートを任されるかわかりません。ですが、どのパートの人の仕事も大変で難しいということを身をもって理解できたことで、他のパートの人の苦労を分かりあえることができるようになると思います。

さらに、私自身が自ら企画をしたり、ビジネスを立ち上げたりすることになった際も、この経験を1番に思い出すと思います。

最初からはうまくはいくことは決してなく、何回も何回も修正を加えることでやっと商品として買ってもらえる日が来ると言うことを学びました。

3,準備力

この半年間の業務で一貫して言えることは「結果は準備次第」ということです。準備の質と量が結果を左右するということを学びました。

例えば、学校法人への営業の際、学校に関しての情報・お会いする方・学校への行き方等すべて細かく調べ、そこからこの学校は何が課題なのか仮説を立ててから営業に行くことで準備なしの場合と比べて得られる収穫は格段と違います。

飲食店学生割り引き店舗開拓営業の準備でも、飲食店の位置・数を事前に把握するために、数百店舗ある店を一つ一つ自分の足で確かめ地図を作成することで当日、参加者がスムーズに飲食店をまわり、開拓することが出来ました。

また、AWAYコミュニケーションサービス周知イベントでは、サービスを使ってもらうように仕掛けるために一人一人にサービス告知を含めたサンキューカードを手書きで書きました。

その結果、多くの人が手紙を読んでくれてサービスに興味を持ってもらうことが出来ました。

このように、準備を怠らずに時間をかけて行なうことで結果が得られることを学びました。

また、「常に自分が主役」と思うことも教えていただきました。そのように思うことで、準備に手を抜くことは許されない状況を自ら作ることが出来ます。

「準備力」はどの分野の仕事でも基礎的な力なので、この力を社会に出る前に身につけることができたのは良かったです。

4,聞く力→営業力、質問力

私は人の悩み・課題を聞くのは好きなのですが、そこから、その課題解決のための提案(営業)をすることが全くできませんでした。

最初、私の営業に対するイメージは「押し売り」というイメージでした。話を上手にできない私には向いていないと思いこんでいました。ですが、営業のプロの人からお話を聞いたり、営業の本を読んでいくうちに私のイメージは間違っているということに気付きました。

「相手の気持ちを考えることが大事」「まずは相手の話を聞くことが一番」。営業では聞く力が非常に大事だということに気づくことができました。それからは私の強みを生かすことで私らしい営業ができるのではないかと考え実践に移すことができました。

また、「聞く力」をもとに「質問力」も同時に学ぶことができました。学校法人営業の際、始めは会話が続かない、会話の流れがない等の悩みがありました。ですが、この場合も相手の話を聞く力が大事で、相手の話を耳を傾け、それをもとに掘り下げていくように質問をしていけばうまくいくことを学ぶことができました。

このように、業務を通しての経験やプロの人の話を聞くことによって自分の苦手を強みに変えていくことができました。

◇山田 真由葉さんの場合(大学院2年生 | 1ヶ月)

yamada_miniAWAY上海合宿/AWAYインターン/慶應義塾大学/東京大学大学院/経済産業省就職

 

沢山のことを学びましたが、特に自分の頭で考え、すぐに行動し、更に考え続けることの大切さを学びました。

日本においては、答えがある程度見えている問題に対し、どの様にアプローチするかということを考えるという環境が多かったように思います。

一方AWAYでは、自分の想定した答えが正しいのかもよく分からず、それに対するアプローチもよく分からないといった状況の中で、ただひたすら考え続けること、行動し続けることが大事であるといったことを強く感じました。

激動の時代の中で、生き抜く為に必要なエッセンスを学ぶことが出来たと思います。

◇本多 秀一郎さんの場合(大学3年生 | 2ヶ月)

honda_miniシンガポールインターン/ポルトガル留学/マレーシアインターン/AWAY4期生/立命館アジア太平洋大学/通信大手就職

 

「プロフェッショナルの仕事への姿勢」を学びました。

求められた事をこなす事は誰でも出来ますが、求められている事以上の結果を出すにはどうしたら最良の結果が出るか考え、試行錯誤を繰り返しながら付加価値をつけて成果を出し続ける事がプロフェッショナルだと私は思います。

日系不動産会社でOJTインターンをしている時、社長に「掃除を見ればその人が仕事をできる人かどうかが分かる、掃除が出来るやつは仕事ができる、掃除が出来ないやつは仕事もできない」と言われました。

それは掃除によってお客様に最高の体験をして頂くと共に、プロとしてプライドを持って常に最善の結果が出るように考え、工夫し、行動しているかを測る正鵠を射た言葉でした。その日を境に私は社長に負けずとも劣らない成果を出してきました。

最高の結果を出すにはどうしたら良いか常に考え、コミットし、時には物事を俯瞰しながら仕事で結果を出し続ける。当たり前の様でなかなか出来ていないことです。

AWAYスタートアップやAWAYインターンでお世話になった3人の偉大な経営者から、周りに一歩差を付ける為の「考え方と心構え」を学びました。

◇小谷 慎也さんの場合(大学3年生 | 2ヶ月)

kotani_miniフィリピン語学留学/AWAY3期生/中京大学/大手電機メーカーグループ会社就職

 

「考える」ということの重要さを学びました。誰もが当たり前にできていると思いがちですが、思った以上に今の学生は「考える」ということができていません。実際は、考えているつもりになっているだけで、それが周囲にお膳立てされて成り立っているということに気付いてないのです。

業務を進めていく中で、今までいかに指示待ち、他人頼みの状態で、言われたことだけをやっていたのかを思い知らされました。いざ自分が先頭に立って業務を進めると、自分で判断し、選択しなければいけない機会が多く、何度も立ち止まりました。

そこで自分のそれぞれの取り組みに対して「なぜこれをやるのか?」「目的は何か?」自分に問いかけるとやるべきことの優先順位がハッキリし、止まっていた作業が次に進みました。

また、上司からの指示に対して「なぜ?」と疑問を持ち、指示の意図を考え、本当にそれしか方法はないのか?と考える事も意識するようになりました。

他にも街中を歩いていて「あのレストランは何故あんなに人気なのだろう?」「お店のコンセプトは何だろう?」といったように何事に対しても考える習慣が身に付きました。すぐに周りに答えや助けを求めるのではなく、まずは自ら考えて行動するべきだと学びました。

◇西貝 友里さんの場合(大学3年生 | 1ヶ月)

nishigai_mini中国インターン/AWAY2期生/AWAY上海合宿/トライリンガル(日中英)/同志社大学/ITベンチャー企業就職

 

全ては考え方次第だということです。 私は、香港と中国に合計9年間住んでいたことから、中国語はネイティブレベル、英語もビジネスレベルの語学力を有するにも関わらず、マレーシアに行く前は語学に対するコンプレックスがありました。

また、中国語や英語に対するコンプレックスだけでなく、日本語も流暢に話せないと思い、自分に自信を持つことが出来ませんでした。

しかし、中国語語学学校のコンサルティング案件で慣れない言語で情報を集めている中、教師や学生の方々と話をする際に、完璧な中国語と英語を話さなければならないと思っていた私は、上手く言葉が出て来ないことがあったり、意図することが伝わらなかったりすることが多々あり、マレーシア人と話すことに抵抗がありました。

しかし、何度も語学学校に足を運んで話をするうちに、マレーシアの人は「伝わればそれで良い」という考えがあり、完璧な中国語と英語を話すことを求めている人はいないということに気が付きました。

そのことに気が付いてからは、マレーシア人に伝わる中国語と英語であれば良いということを念頭に置いて、積極的に自信を持って話かけました。

すると、上手くコミュニケーションが取れないことが多かった今までとは違い、自信を持って堂々と中国語と英語を使って話すことが出来るようになり、中国人だと思われるほどになりました。

この業務を通して私は、コンプレックスに思っていた語学を強みと自信に変えることができ、それは「完璧でなければならない」という考えから「伝わればそれでいい」という考えに変わったからだと思います。

◇原田 拡敬さんの場合(大学1年生 | 2ヶ月)

hirotaka_miniUNLOCK DESIGNインターン(1年)/中国語学留学/AWAY0期生/米国コーネルカレッジ

 

インターンシップをやる前から、将来は自分のビジネスを起こすという「なんとなく」漠然とした思いがありました。インターンを通じて、商品開発、営業、販促、戦略立案から実施・検証までビジネスを一通り経験できたことで、ビジネスの全体像をとらえ、多様な視点から考えを深めることができ、自分の将来が「一層クリア」になりました。

◇飯田 浩明さんの場合(大学2年生 | 1ヶ月)

ida_miniアメリカ留学/AWAY2期生/明治大学/メガバンク就職

 

折れない心

現地調査をするにあたって、スーパーバイザーからどういう情報がほしいかはある程度要求された。

企業やブースを訪問するにあたって質問の準備などはしていったのだが、いざ質問し始めると会話の方向は自分の予想通りには進まないものだ。結果、ほしかった情報が得られずに、ありがとうございました、などと言いさよならをしてしまうことが多かった。

訪問後にベンチに座って情報をまとめてみると、「あの質問し忘れた」や「いまいち理解できなかった」などの反省点や「ではあれはどうなんだろう」のような新たな質問がたくさん出てくるのだ。

少し恥ずかしいけど、もう一回質問させてくださいと企業やブースに聞き直しに行く。また、さよならをして情報をまとめる。また新たな質問が出てくる。の繰り返しでさよならをしたのにもかかわらず10分後に再訪問の流れを5回くらい繰り返したことがあった。

何回も途中で帰ろうとしたけどMECE(モレなくダブりなく)という言葉を知ったばかりで、実行したく思っていたので異国にいる状況にも後押しされてやり遂げた。

企業側からはうんざりした顔をされて、自分が企業側だったら絶対に関わりたくない客になっていたけど、今思うといい意味でのしつこさを学んだのかなと思う。

考えてますか?行動していますか?

いかがでしたか?プログラムでは特に学生だからといった扱いはしません。自ら考えて動いてもらいます。もちろん環境とツールはばっちり用意しています!気軽にご相談ください!

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