【大学訪問】マレーシアの東大、マラヤ大学のドレスコードに、日本のグンマーが驚いた。


近年急成長を遂げており、今後世界の中心になっていくアジア。そのアジアのハブであるマレーシア。そんなマレーシアの”東大”と言われるマラヤ大学(Universiti Malaya)に留学中の日本人大学生に、マレーシアで暮らし学ぶことの魅力について話しを聞きました。

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マラヤ大学とは

マラヤ大学(Universiti Malaya)は首都クアラルンプールにある、マレーシアで最初に設立された国立大学です。マラヤ大学は、アジアの教育の中心、マレーシアの最高学府。2013年マレーシア国内大学ランキング堂々の1位。マラヤ大学 – Wikipedia

マレーシア国内大学ランキング1位

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Top Universities in Malaysia | Top Universities

アジア大学ランキングでは32位

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QS University Rankings: Asia 2014 | Top Universities

世界中から学生が集まるマラヤ大学はデカイ

人文&社会学部、建築環境学部、ビジネス&会計学部、コンピューター科学&情報科学部、歯学部、経済&行政学部、教育学部、工学部、言語&言語学部、法学部、医学部、化学部の計12個の学部を持ち、世界各国から学生が集まります。

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敷地は372ヘクタールとすごく大きい!東京ドーム80個分です。東京ドームと聞いても、イメージが湧きづらいですよね。そこで、マレーシア流にならって、紅白饅頭で計算してみました。紅白饅頭に換算すると、約‥7億6千個!!!

ようは、とにかくデカイんです。

マラヤ大学に潜入!!

一目見ておきたいと思い、マラヤ大学に潜入してきました。

入口

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校内

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お分かりの通り、緑に溢れた大学です。
東京のど真ん中では絶対に実現できない環境と言えるでしょう。
自然が大好きな僕としては最高の大学だと感じました。

また、まだ人間になりきれていない学生もいるようです。

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猿です。
彼らは時々寮に出没しモノをとったりするのだとか。

「楽しみにとっておいたヨーグルトを盗られました」

こんなのもいます。でっかいトカゲです。30センチはあったのではないでしょうか。

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まさに自然と共存。

教室をのぞいてみると、中はこんな感じです。

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一番新しい教室だそうですが、とても綺麗。

マレーシアの東大生たるもの、身だしなみには厳しく

図書館でこんな張り紙を発見

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左上から順に

  • ダメージジーンズ禁止
  • スキニージーンズ禁止
  • ハーフパンツ禁止
  • 柄入りTシャツ禁止
  • ノースリーブ禁止
  • タイトまたはシースルー禁止
  • 体系がわかりやすい服禁止
  • 膝上のスカート禁止
  • ビーチサンダル禁止
  • 荒れた髪型禁止
  • ピアス等のアクセサリ禁止
  • 明るすぎたり奇抜な髪色、髪型禁止

図書館や講義室などに入館する際は服装が厳しく規制されているようです。
しかし‥逆に何が許されているというのでしょうか。
下が許される服装の想像図です。(グンマー高稲作)

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結論:全身ユニクロでお願いします。

伝説のマラヤ大学クワガタジュース

そしてこれ、マラヤ大学の購買で買ったジュースです。
”仙草””grass jelly”とあり、いかにもヤバい香りしかしませんが、トライしてみました。

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ゴクゴクゴク‥‥!!
多少の甘みと、ほのかに香る自然の味。すごく懐かしい。
僕はこの時、小学生の頃クワガタを一生懸命飼育していたことを思い出しました。
そうです、このジュース、クワガタの味がします。カブトムシではなく、クワガタです。
マラヤ大学内の購買で2RM(日本円にして約70円)でお買い求め頂けます。
ああ、懐かしや少年時代。

マラヤ大学に通う学生にインタビュー

マラヤ大学に留学中の日本人大学生にマラヤ大学における大学生活のリアルを聞いてみました。

  1. 学生プロフィール
  2. 華やかな?!マラヤ大学ライフ
  3. 微笑みの国ニコニコマレーシア
  4. イスラム国家?発展途上国?百聞は一見に如かず
  5. なぜマレーシアを選んだのか
  6. 留学後の変化とは

1. 学生プロフィール

伊藤君
日本では首都大学東京に通い、法律を学ぶ。
9月から交換留学生としてマラヤ大学でビジネスを勉強しています。

2. 華やかな(?)マラヤ大学勉学ライフ

伊藤:「マラヤ大学で学ぶことは、日本の大学と比べると大変でした。授業はプレゼン、グループディスカッションが多く、一度でも休んでしまうと大きな痛手です。プレゼンは週に一度のペースで行われ、授業にとても絡んでくるので授業に出てないと何もできません。更に成績判断はプレゼンと試験によります。簡単にいうと、授業が全てなんですよね。授業に出ないとプレゼンもできないし、試験も全くわからない。

日本の場合、大学にもよると思いますが、出席するだけで単位が貰えたり、出席しなくても試験で点数さえ取れてしまえばオッケーですよね。マラヤ大学はそう甘くはありませんでした。しかし、大変と同時にとても楽しかったです。学べることはすごく多いので。是非来て学ぶことをおすすめします。」

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3. 微笑みの国ニコニコマレーシア

伊藤:「マレーシアという国、自分は大好きです。約6か月という短い間ではありましたが、第二の故郷のように感じています。学生の間にもう一度戻ってきたいですね。マレーシアの何が良いかというと、特には人と飯ですかね。みんなすごく優しいし、日本のこと、日本人のことを慕ってくれているような印象を受けます。
あと、マレーシア人ってなんだかのんびりしているんですよね。せかせかしてないというか。あと、すごくみんなニコニコしてる。自分にはそれがとても合っていました。
ご飯も米類と麺類が多く、日本人にとったら食べやすいものばかりです。治安の良さも好きな点の一つですかね。東南アジアって聞くと、どうしてもあまり治安のよい印象を受けない方が多いかと思うのですが、マレーシアは東南アジアでも比較的安全な国だと思います。おかげで色々なところに気兼ねなく行くことができます。」

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4. イスラム国家?発展途上国?百聞は一見にしかず

伊藤:「マレーシアにもっと色んな日本人、特に学生が来てくれればいいなと思います。ひとこと”マレーシア”と聞いてもイメージが湧きづらいのがリアルでしょう。実際、マレーシアと聞いてみなさんどんなイメージがありますか?中には全くどんな国かわからないという人もいるかもしれません。また、”イスラム国家””発展途上国”といったことをイメージする人もいると思います。それらは間違ってはいません。イスラム教はマレーシアの国教であるし、まだ発展途上国です。
しかし、イスラム国家=他の民族が暮らしにくいということはありません。人口の60%はイスラム教徒ですが、残りの40%は仏教徒、キリスト教徒、ヒンドゥー教徒と、様々な人々が共存しています。
”発展途上国”に関しましては、是非足を運んで見に来てみてください。ようは、百聞は一見にしかずなんですよね。近年ITの発達により多くの情報をインターネットで得ることができるようになりましたが、自分の目で見て体感したことが一番です。それが一番の真実です。」

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5. なぜマレーシアを選んだのか?

伊藤:「私がなぜ留学先としてアジア、マレーシアを選んだかというと、父親の影響が一番大きいです。これからはアジアが世界の中心となっていく。イギリスやアメリカに留学するよりも、ずっといい経験になる。アジアは絶対に面白い。と父は言っていました。父親を信頼している私は、ほぼ言われるがままにアジアに留学することを決めました。日本で学生生活を送る限り、アジアの何がおもしろいのかなんて、全く想像できませんでした。が、実際に現地で生活してみて、来て正解だったと自信を持って言えます。」

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6. 留学による変化とは

「留学してみて、自分の中では様々な変化がありました。中でも変わったなと感じることは、”モノの見方”です。
例えば、先日フランスで新聞社襲撃テロ事件がありましたよね。実際に今自分がイスラム国家に住んで、イスラム教の友人を持ったら、思いもしない視点から、その事件を見て、考えることができるんですよね。きっと日本にいたままの状態であれば完全に他人事だったような気がします。海外に来ると、自分の中での考え方やいわゆる価値観が大きく変わります。変っちゃいます。
また、日本を客観的に見れる機会にもなります。日本にいると、普通のことって普通にしか感じられませんよね。例えば、電車が時間通りに来るとか、配達物はほぼ期日通りに来るとか、スーパーのスタッフは皆テキパキと仕事をするとか。しかし、これらは日本の外だと全く普通ではありません。電車が時間通りに来たらスーパーラッキーだし、配達物は期日通りに来ないし、そもそも期日とか設定されてないし、スーパーのスタッフなどは接客しながら他のスタッフとひたすらおしゃべりするし。
日本にいたときには全く気付かないことを気づけるようになります。また、日本の良さ、同時に、改めていくべき点なども考えることになりました。

インタビューを終えて 〜動かない自動販売機は校風だった〜

伊藤君、インタビューにお付き合い頂きありがとうございました!!
最後に、「一言でマラヤ大学ってどんな大学ですか?」と聞くとこんな答えが。

「オリエンテーションの時、壇上の偉い人は”マラヤ大学は古いモノを大事にする大学”と聞きました。」

古いモノを大切にする‥温故知新ということでしょうか。なるほどです。
時々校内で見かけた古すぎて動かない自動販売機もそういうことか、と納得しました

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ぼくが1年間ヨーロッパとアジアで暮らして感じたこと

いまこの文章を書いているぼくは、現在海外生活が10か月目になります。昨年4月に日本を出て、ヨーロッパの大学で勉強し、ヨーロッパをバックパック旅行した後、マレーシアに来ました。欧州もアジアも色々見てきましたが、マレーシアが一番好きだったりします。

マレーシアが好きな理由

その理由は、上で伊藤君が言っていたように、人がとても良かったり、ご飯が美味しかったりといったことももちろんです。人はみんな優しくて、とてもフレンドリー。マレーシア料理のナシゴレン、ナシレマ、バクテー、サテー、最高です。
更にもう一つ理由として挙げたいのは、街の雰囲気です。活気に満ち溢れ、すごく刺激的です。つっこみどころも満載です。きっとこれから長く生活してみても飽きることはないだろうと感じています。

マレーシアはジャングルと猿の国かと思っていた

実際マレーシアに来る以前は、こんなにいい国だと思っていませんでした。もっとジャングルで、猿がいっぱいいて、インフラなんてろくに整ってなくて‥というのを予想していたので、街に到着したときに驚いたのを今でも覚えています。発展途上国であることには変わりないので、発展途上国らしい様子を生活の中で垣間見ることは大いに可能ですが、多くの人が予想外の発展具合に驚くでしょう。

海外に行ったら価値感変わった、と言う人が好きではなかった

外で生活していると、自分の中の世界観は大きく変わります。いつの間にか変わっています。海外から帰って来た学生は良く、「価値観変ったわー!」とか言いますよね。実は日本にいるとき、この手のタイプの言葉は好きではありませんでした。

「海外少し行ったからってそんな簡単に変わるものではない」
「そんな簡単に変わってしまう価値観なんてもってるだけ無駄」

なんて考えていたからです。

しかし海外生活も長くなった今、やっと納得できます。

海外に行く動機はなんだっていいと思います。是非日本の外へ一歩足を踏み出してみてください。

価値観変わりますから。

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◇高稲 祐貴(AWAY第5期生)富山生まれ、群馬育ち。小学校から高校まで水泳、野球、バスケットボール、駅伝、ラグビーなどスポーツに明け暮れる。高校ラグビー時代には関東大会出場、群馬県代表に選出され、都県対抗戦に出場。都内の大学に進学し、晴れてグンマーとおさらば。首都大学東京で法律、政治を学ぶ。2年次に1年間の休学を決意し、アイルランドに留学。留学中スペインからボスニア・ヘルツェゴビナまでヨーロッパ中を旅する。マレーシアでは、アジアで挑戦する若者を対象としたシェアハウス事業の立ち上げ及び運営、及びマレーシアにおける日本食事情やハラル事業を調査。