ドタバタ中国ビジネス立ち上げ記 コラム#1 地元民になりきることの重要性

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どこに行っても地元人

ぼくは海外に行った際、一つの得意技を発揮します。それは、どこに行っても”地元民”に見られること。

中国に行った際は、「中国人のくせに、なにカッコつけて英語話してるんだお前は」と言われた事も一度ではありません。一緒にいる嫁はその度に、「この人は実は日本人なんです」と説明していました。

また、地元民ではないかもしれないが、「コイツは何人かよぉ分からん」、だからとりあえず地元の人間と思っておけば確率的にも大外れはしないだろう、という軽いノリで、「地元っ子でしょ?」という人もいます。

”地元民”に見られることで、迷彩服の様に周囲の風景に溶け込み、自分の存在を目立たないようにすることが出来ます。得することや危険を回避することができる一方、「えぇ、なんでやねん。」と思う場面もよくあります。今回は後者の「なんでやねん」な出来事について書いてみます。

上海市内の観光地におけるなんでやねん

上海に”田子坊”という観光スポットがあります。昔からある上海の古い町並みを活かして作られたエリアで、中にはレストラン、カフェ、アート関連の店、お土産屋など、お洒落な店が集まっています。観光スポットが極めて少ない上海における代表的な観光スポットであり、外国人が多く集まり、インターナショナルな雰囲気を醸し出している場所です。当然日本人も多くいます。

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ある日このお洒落スポットをスーツに身を包み、約束の時間までブラブラしていました。カフェの前には店員さんが立ち、行き交う人々に声をかけています。

 

欧米人が通ると、「Welcome, Blah-blah-blah」

日本人が通ると、「いらっしゃいませー」

 

人によって、言語を変えながら接客しています。さすがは上海随一の観光スポットの店員さん。毎日数多くの外国人と接しているためか、国籍の識別力も一般人より鋭いのでしょう。そのカフェの前を通りました。

 

「欢迎光临!」

 

なんでやねん。日本で買ったスーツ着てるのに。靴も黒皮のひも付きビジネスシューズなのに。バッグもカチっとした黒い金融マンちっくなバッグなのに。なんで中国語やねん。店員さんがわざと間違えているとしか思えない。なんなんでしょう。

 

上海発東京行きの機内におけるなんでやねん

機内ではフライトアテンダントが税関で提出する外国人向けの入国カードを配っています。前の席に座っているのは日本人、通路を挟んだ向こう側に座っているのも日本人でした。上海・成田間を何度も往復しているフライトアテンダントにとって、日本人と非日本人を見分けるのは簡単なのでしょう。中国人のフライトアテンダントは日本人はスルーして、その隣に座っている中国人風のおじさん達に入国カードを配っています。自分の列に来ました。

「请填写外国人入境卡」 

なんでやねん。おれめっちゃ日本語の本読んでるじゃん。あなたそれ絶対ワザとでしょう。

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サイパンのビーチにおけるなんでやん

大学時代、友達とサイパンに行きました。中学時代からの友人である彼は、大学時代は一時キャバクラのキャッチのバイトをしていたという、見た目はチャラい、いわゆるギャル男風なメンズです。そんな彼と一緒にビーチでゴロゴロ本を読みながらビールを飲んでいました。ビーチの向こうのほうで女の子2人組が遊んでいます。日本人っぽい。声をかけてみました。

 

「日本語話せるんですか?えっ日本人?うっそー。私たち地元の人かと思ってました。地元の人とギャル男がなんで一緒にいるんだろうと、不思議に思っていたんですぅ」

 

なんでやねん。サイパンのローカルボーイが、日本のギャル男と一緒にビーチでゴロゴロしながら日本語の本読んでるはずないやろ。

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アメリカの日本食レストランにおけるなんでやねん

アメリカ中西部にある大学に留学中、日本人大学院生の方々に日本食レストランに連れて行ってもらいました。店は地元アメリカ人、アジア系の留学生、日本人学生が混じり合うインターナショナルな日本食レストランです。注文を取りに来たのは、ゆったりとした口調で話す、感じのいい初老の日本人女性。日本人は日本語で注文。自分も日本語で注文しました。

 

「カツ丼定食一つ」

「あら、あなた日本語うまいのね〜。日本語勉強してるの?がんばってねぇ」

 

なんでやねん。結構な間このネタでからかわれました。

 

 結論

これからは”地元民”と間違えられたら、そのまま”地元民”で通そうかと思います。特に中国においては、日本人よりも中国人として話しを通したほうが”コト”がスムーズに行く場面は多いです。今後も中国語を上達させ、疑いのない”地元民”として認知されるようがんばるべし。

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本プログラムは、この体験記の執筆者でもある原田が、自身の立ち上げ経験をベースに設計しており、プログラムの中で、現地の消費者へのヒアリングやリサーチ、ビジネスミーティングなど、新興国のビジネス立ち上げを追経験いただくことになります。

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